メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

メタボじいさん 〜 コロナ禍におけるフレイル予防 

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3 ”です。

先月ついに高齢者1年生になりました。

早速「介護保険被保険者証」が送ってきました。

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自分ではまだ介護のお世話にはならないと思っていますが、いつ何がきっかけで介護が必要となるか分かりません。

新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛したり、人と会う機会が減っている方が多いかと思います。

特に高齢者においては、このような生活が長く続くことによる健康への悪影響が懸念されています。

外出を控えて家に閉じこもりがちになり、歩行機会が失われることで、動かないこと(生活不活発)による、フレイル(虚弱)が進みます。

その結果、体の回復力や病気に対する抵抗力も低下することになります。

免疫力を高めるためにも、意識的に体を動かし、フレイル予防に取り組むことが大切です。

日本成人病予防協会のメールマガジン1月号の健康コラムに、「コロナ禍におけるフレイル予防」という記事があったので紹介します。

(画像等は別途引用)


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     フレイルとは
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フレイルとは…

「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指します。

フレイルになっても、適切な治療や予防を行えば要介護状態に進まずにすむ可能性があります。

フレイルの悪循環…

自粛生活が長くなるにつれ、以前の生活以上に活動量が減り、筋力が低下することで、バランス障害や転倒・骨折を引き起こし、移動困難になり、さらに筋力が低下します。

活動性が落ちれば、食欲が湧かないので食事の摂取量が減り、タンパク質をはじめとした栄養素の摂取不足による低栄養状態になります。

低栄養状態が続くと筋力や筋肉量がますます減少していきます。

このような悪循環が加速していき、要介護状態になる可能性が高くなってしまいます。


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フレイル予防のポイント
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新型コロナウィルス感染症の予防を行いながら、フレイルに注意しつつ、健康の維持に努めるためには、「栄養」「運動」「人とのつながり」の3つのポイントが重要となります。

外出の際には、マスクの着用・人混みを避ける・帰宅後は手洗いをすぐに行うなどの感染予防対策を行ったうえで、次のことを実践しましょう。


★バランスの良い食事で低栄養を防ぎましょう

十分なエネルギーのあるもの、また、特に筋肉をつくるタンパク質が多く含まれる食材や、筋肉の増強をサポートするビタミンDを多く含んだ食材を積極的に食べましょう。

ビタミンDは、きのこ類、魚介類、卵に多く含まれます。

食事後の歯磨きは、口を清潔に保ち、風邪やインフルエンザ対策になるだけでなく、口腔機能の衰えの予防に欠かせません。


★座っている時間を減らしましょう

テレビを見ながらストレッチ、スクワットなどを行ったり、ラジオ体操のような自宅でできる運動を積極的に行いましょう。

また、人との距離をしっかり取ったうえで、ウォーキングなどを日常的に行いましょう。

筋肉や骨の維持、形成に欠かせないビタミンDは、日光を浴びることで つくりだされます。

また、歩くことは気分転換にもなり、血流の循環を良くし免疫力を活性化してくれます。


★人とのつながりを持ちましょう

外出機会が失われると、人とのつながりが希薄になり、意欲の低下や認知機能が著しく低下する恐れがあります。

家族や友人と意識的に連絡を取り合うようにしましょう。

ちょっとした挨拶や会話だけでも電話やオンラインを活用して行うと良いでしょう。

人とのつながりは、さまざまな不安やストレスを軽減し、安心して暮らすための重要なポイントです。




いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。



本日のブログアイコンのタイトルは、『どこかにトラの介護も対象の介護保険はないものか悩む“メタボじいさん”』でした。