メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

肝疾患コーディネーター養成講座 その3 〜 第2回受講報告 (脂肪肝とNASH)

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

前回のブログで、「肝疾患コーディネーター養成講座」の第1回受講報告をしました。

その内容は「C型慢性肝炎」について書きました。


<第1回受講報告は下記のブログで紹介しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


引き続き第2回として、「ウイルス性肝炎以外の肝疾患」について受講報告します。

今回も配布資料を見返して、MG3の“薄い記憶”に残った項目だけを報告します。

そのため、講座内容とは違い、かなり主観的なものになるかもしれませんがお許しください。

<なお、配布資料が白黒のコピーであったため、掲示した写真・図等は、その資料以外から引用したものです>



1. ウイルス性肝炎以外の肝疾患の種類

ウイルス性肝炎以外の肝疾患には、次のようなものがあります。

❶ 非アルコール性脂肪性肝疾患

脂肪肝

非アルコール性脂肪肝炎(NASH:Non-Alcoholic Steato-Hepatitis=ナッシュ)

❷ アルコール性肝障害

❸ 自己免疫性肝疾患

原発性胆汁性胆管炎

• 自己免疫性肝炎

講座ではそれぞれの疾患について説明がありましたが、記憶力低下につき、特に脂肪肝」と「NASH」だけを取り上げることにします。


<「アルコール性肝障害」については、下記ののブログでも紹介しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


2. 脂肪肝とは?

脂肪肝とは、肝臓の細胞の中に中性脂肪が蓄積して、肝機能異常をきたす疾患のことです。

脂肪肝の定義は、『いうならば人間のフォアグラです。』

脂肪肝になると、下の写真のとおり、肝細胞の5〜10%以上に脂肪滴があり、脂肪沈着症が強く認められます。



3. 脂肪肝の検査

❶ 血液検査で、AST、ALT、γGTPなどの数値が上昇します。

❷ CT検査で、CT値が脾臓よりも低下し黒っぽくなります。

❸ 腹部超音波(エコー)検査で、下の写真のように、エコー輝度が上昇して腎臓よりも白くなり、深い部分が見えなくなります。



4. 脂肪肝の原因

脂肪肝にはさまざまな原因があります。

❶ アルコール過多

❷ 栄養(カロリー)の摂りすぎ・運動不足

生活習慣病(糖尿病・高血圧・高コレステロール血症など)

❹ 薬の副作用

❺ 飢餓や極端な栄養不足など

肥満があると脂肪肝になるリスクが非常に高くなります。

さらに、肥満の男性の場合は約5.5倍、女性の場合は約9倍高くなります。



5. 脂肪肝のポイント

❶ 食生活の欧米化により脂肪の多い食事をとることが増加し、近代化により運動量が減少したことで脂肪肝が増えてきている。

脂肪肝生活習慣病になっているという一つの兆候であり、病院で精密検査を受ける必要があります。

脂肪肝=飽食と近代化が生んだ“肝臓の生活習慣病”❗️>


6. 非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)とは?

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」は、お酒に関係ない脂肪肝で、一部に肝硬変から肝細胞がんへの進行する脂肪肝です。

NASH(ナッシュ)の診断としては、次に該当するものです。

❶ 非飲酒者であること

❷ 肝臓の組織検査で脂肪肝炎の所見があること

❸ ウイルス性肝炎や自己免疫性肝炎など他の原因による肝臓病でないこと

NASHがどうして発症するのか、原因とメカニズムについてはいまだ不明です。


7. NASH(ナッシュ)の診断と検査

❶ 入院して「肝生検」を行います。

❷ 肝生検とは、腹部に特殊な針を挿入し、直接肝臓から極微量の肝細胞を取り出す検査です。

❸ 得られた肝臓の組織を、顕微鏡で調べる病理検査に提出します。

❹ 炎症と線維化の進行から、肝硬変にどれくらい近づいているか分ります。



8. NSAH(ナッシュ)の治療

まずは生活習慣の改善が必要です。

❶ 「食事療法」としては、標準体重あたり、次の数値に制限することが望まれます。

• 1日の総カロリーを25〜35kcal/kg

• 1日のたんぱく質を1.0〜1.5g/kg

• 脂肪は総カロリー数の20%以下

❷ 「運動療法」としては、次のようなことを心がけることが必要です。

• ワーキングやジョッギングなどの有酸素運動は、筋肉や脂肪組織の代謝改善に役立つ

• 運動の強さは自分の運動能力の50%ていどにして、軽く汗ばむ程度、できれば毎日20分以上継続

レジスタンス運動(筋肉トレーニングなど)も有効

食事療法、運動療法はとても重要で、どちらか一方のみでは効果は不十分です。


NASHを含めた肝疾患は、病気がかなり進行するまで自覚症状が現れないという問題があります。

「気がついたときには手の施しようがない」という事態にならないよう、早期診断をして治療を開始することが非常に重要となります‼️



いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回も懲りずに、“ 肝疾患コーディネーター養成講座 その3 〜 第3回受講報告 ” です。

引き続き、お楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『受講報告といっても内容をほとんど覚えていないことをトラに嘆く“メタボじいさん”』でした。

肝疾患コーディネーター養成講座 その3 〜 第1回受講報告 (C型慢性肝炎)

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

先日、1日目の「肝疾患コーディネーター養成講座」に行ってきました。

受講生はほとんどが若い方で、会場のなかではおそらくMG3が最高齢だったと思われます。

「事前学習」が少しは役に立ちましたが、講座内容は幅広く、専門性があり、年寄りには理解するのに難しい内容でした。


<事前学習については、下記のブログに記載しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com
mg3kensinmemo.hatenablog.com


そこで、配布資料を見返して、MG3の“薄い記憶”に残った項目だけを報告します。

そのため、講座内容とは違い、かなり主観的なものになるかもしれませんがお許しください。

第1回として「C型慢性肝炎」について報告します。

<なお、配布資料が白黒のコピーであったため、掲示した写真・図等は、その資料以外から引用したものです>


1. C型慢性肝炎の経過

「C型慢性肝炎」とはC型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる疾患です。

C型肝炎に感染した人のほとんどは無症状で過ごします。

症状がある場合には、食欲不振、腹痛、倦怠感、色の濃い尿などが見られます。

C型肝炎に感染した人の約70〜80%程度が慢性肝炎となり、倦怠感などの自覚症状が長く続きます。

C型肝炎に感染してから、一般に20〜30年の長い時間をかけて「肝硬変」となり、さらには「肝がん」を発症します。

肝硬変になっても、よほど進行しないと自覚症状はでません。

肝硬変から年間約8%の確率で肝臓がんを発症すると言われています。



上の写真は腹腔鏡(おなかの中にいれたカメラ)で、「慢性肝炎」、「肝硬変」さらには「肝がん」に進行していく様子を見たものです。

正常な肝臓は表面が滑らかですが、慢性肝炎になるとしだいに表面のゆがみが目立ってきます。

そして、肝硬変になると表面がでこぼこになる様子が分かります。


2. C型肝炎ウイルスの構造と感染経路



C型肝炎ウイルスは1989年(平成元年)に発見されてから30年が経過しました。

(それ以前は「非A非B型肝炎」と呼ばれていました)

その構造は、上の図のようにエンベロープ(殻)の中にコア(核)があります。

コアの中にはC型肝炎ウイルスRNA(ウイルス遺伝子)が入っています。

ウイルスは人の肝臓の細胞の中に侵入(寄生)して増殖します。

感染することができる生物としては、ヒトのほかにチンパンジーにも感染します。

感染経路としては、「母子感染」「水平感染」があります。

母子感染の感染率は非常に低くまれです。

水平感染としては、以前は輸血などがありました。

しかし、現在では注射器の使いまわし、入れ墨、ピアスの穴あけ、性行為などが考えられます。

水平感染の約20%が自然に治癒しますが、残りの約80%は慢性化します。



C型肝炎ウイルスに感染すると、体内で「抗体」ができます。

しかし、ウイルスのエンベロープが変異し抗体が効かなくなります。

そこで新たに抗体ができますが、ウイルスはさらに変異を繰り返しC型肝炎は慢性化して、ほぼ生涯継続します。


3. C型肝炎治療の変遷

1992年、C型肝炎ウイルスの増殖を抑える働きを持つインターフェロンでの単独治療が始りました。

注射剤による治療で約24週間行われていましたが、当時の治癒率はわずか約7%程度でした。

その後、抗ウイルス薬(飲み薬)と組み合 わせた治療法や、改良型のインターフェロンを使った治療ができるようになり治癒率も約70〜85%までに改善されました。



しかし、インターフェロン治療は、注射部位の発赤・発疹、インフルエンザ症状、食欲不振や吐き気、だるさや倦怠感、脱毛、不眠やイライラなど、色々な副作用があり、治療導入から継続まで困難なケースも多く発生しました。

2014年、C型肝炎ウイルスを直接抑えるDAAsと呼ばれる新しい治療薬が開発され、経口抗ウイルス薬治療(DAAs治療)が始りました。

インターフォロンと比較して副作用が比較的少ない治療法です。

治療期間も12〜16週に短縮されましたが、治癒率は約85〜95%と極めて高くなりました。

こうした治療によりC型肝炎ウイルスを排除できても、その後の定期検査は必ずを受診するすることが大切です❗️



いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 肝疾患コーディネーター養成講座 その3 〜 第2回受講報告 ” です。

引き続き、お楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『肝炎治療に「DAAs治療」があることをトラに教える“メタボじいさん”』でした。

肝疾患コーディネーター養成講座 その2 〜 事前学習

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

前回のブログで、「肝疾患コーディネーター養成講座」を受講することを報告しました。

講座内容もかなりのボリュームがあり、2日目の最終には「確認試験」までもあります。

年寄りにとっては、精神的に辛いものがあります。

そこで、講座までに「事前学習」をすると決めました。



前回のブログでは、次の項目について調べてみました。

1. 肝炎の種類

2. A型肝炎

3. B型肝炎

4. C型肝炎

5. 肝炎ウイルス検査

今回はその続きとして、「肝臓がん」について調べてみたいと思います。


<前回の事前学習については、下のブログをご覧ください>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


1. 肝臓がん(肝がん)とは

肝臓がんとは、肝臓に発生した「がん」の総称です。

大きく別けると、肝臓から発生する原発性肝臓がん」と、ほかのがんが肝臓に転移してきた「移転性肝臓がん」になります。

さらに、原発性の肝臓がんには、肝臓の働きを担っている肝細胞から発生する「肝細胞がん」と、胆汁の通り道である胆管の細胞から発生する「胆管細胞がん」の2種類があります。



2. 肝臓がんの原因

肝細胞がんの90%以上が、肝炎ウイルスの感染が原因です。

肝炎ウイルスについては、前回のブログで紹介しましたが、A型、B型、C型、D型、E型の5種類があり、最近新たにG型とTT型が発見されました。

肝細胞がんの原因になるのは、B型肝炎ウイルスが約15%、C型肝炎ウイルス60%を占めています。

肝炎ウイルス感染以外の要因としては、多量飲酒、喫煙、食事性のアフラトキシン(カビから発生する毒素の一種)、肥満、糖尿病などが知られています。

最近では、脂肪肝を原因とする肝細胞がんが増加してきています。




3. 肝臓がんの症状

肝臓は「沈黙の臓器」ともよばれ、がんが進行するまで、症状が出ないことがあります。

また、特有の症状もなく、がんを発病しても、現れるのは主に「肝硬変」の症状です。


<肝硬変については、『肝機能検査 その1 〜 脂肪肝から〜の肝硬変❗️』でも紹介しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


肝硬変とは、肝炎ウイルスによる肝細胞の破壊が進み、全体が萎縮した状態を言います。

そのため、代謝や解毒などの肝機能が低下し、食欲不振、全身倦怠感などが現れます。

さらに、肝機能の低下が進むと、血管やリンパ管から漏れた液体成分が腹水となり、手や顔、眼球の白目部分には黄疸が出ます。

また、肝硬変になると肝臓に血液を運ぶ門脈の流れが悪くなり、その代わりに食道や胃などの静脈が腫れてコブ状に膨らむ「静脈瘤」ができます。

この静脈瘤が破裂すると、吐血や下血を起こし、命にかかわる状態になることがあります。


4. 肝臓がんの検査

「血液検査」により、AST(GOT)、ALT(GPT)の値を調べます。

この2つの酵素が血液中に大量に流れ込むため、その量を調べることで肝機能に異常がないか確認できます。

腫瘍マーカー検査」で、肝臓がんに関係する項目は、AFP(α−フェトプロテイン)、PIVKA−Ⅱ(ピプカⅡ)です。

これらの腫瘍マーカーの量を測ることで、肝臓がんの有無や進行具合を調べることができます。

肝臓がんの早期発見には、「超音波(エコー)検査」が有効です。

ただし肝硬変があると、肝臓が縮んで変形するため、超音波では調べにくい部分があります。

その場合は、「CT検査」や「MRI検査」が必要となります。




5. 肝臓がんの治療

肝臓がんの治療としては、

❶ 「手術療法」として、「肝切除術」「肝移植術」があります。

肝移植術は、健康な肝臓を移植する手術で、健康なドナーの肝臓を一部切除して移植する「生体肝移植」と、脳死上状態にあるドナーから肝臓を摘出して移植する脳死肝移植」との2つの方法があります。

カテーテルの先端を肝動脈まで進め、塞栓物質を注入し肝動脈をつまらせ、がんへの栄養素の供給を停止させ、がん病巣が栄養不足、窒息により死滅するのを期待する「肝動脈塞栓療法」があります。

❸ 血管造影に用いたカテーテルから直接抗がん剤を注入する「肝動脈注入療法」があります。

❹ 超音波検査で、がんの正確な位置を確認しながら、腹部に針を刺して、エタノール(純アルコール)を病巣部に注入する「エタノール注入療法」があります。

アルコールの化学作用により、がんを死滅させることを目的とし、体への副作用も比較的少ないため、短期間で社会復帰ができます。



「肝臓がん」のリスクがないかどうか、健康診断を活用してチェックすることが大切です❗️



いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 肝疾患コーディネーター養成講座 その3 〜 第1回受講報告 ” です。

引き続き、お楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『肝硬変を起こしているトラに、次のステージは「肝臓がん」だと脅しをかける“メタボじいさん”』でした。

肝疾患コーディネーター養成講座 その1 〜 事前学習

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

「肝疾患コーディネーター養成講座」を受講することになりました。

肝疾患コーディネーターは、肝炎患者が適切な肝炎医療や支援を受けられるように、医療機関、行政機関など関係者間の橋渡しを行います。

また、肝疾患に関する啓発活動や患者の相談対応なども行います。



MG3は、社会貢献活動の一環として、気軽な気持ちで受講することにしましたが、あとでプログラムを見て驚きました。

講座は、令和元年9月14日(土)・21日(土)の2日にわたって、10:00〜15:30の時間帯で開催されます。

講座も8コマあり、2日目の最終にはなんと「確認試験」もあります❗️

還暦を超えたMG3にとっては、すでに忍耐力、記憶力が弱ってきており、「試験」と聞くと精神的につらいものがあります。

「講座内容」は、次のとおりです。(講座順)

C型肝炎

• ウイルス性肝炎以外の肝疾患

• 肝硬変

• ウイルス性肝炎に関する疫学

• 肝疾患患者に対する相談対応

B型肝炎

• 肝がん

それぞれ大学病院の専門ドクターがきて講義する予定です。

そこで、少しでも精神的に楽になるため、講座までに「事前学習」をしようと決意しました。

<言わせてもらえれば、自分でも“エライ”と思います❗️>



1. 肝炎の種類

「肝炎」は薬剤、アレルギー、アルコールなどが原因でも起こりますが、日本で最も多いのは「肝炎ウイルス」に感染して起こる「ウイルス性肝炎」です。

現在、A型、B型、C型、D型、E型が確認されています。

新たにG型とTT型の発見が報告されています。

これらの中で日本で患者数が多く重要なものは、A型・ B型・ C型 の3つです。



2. A型肝炎

A型肝炎」は、A型肝炎ウイルス(HAV)に感染することによって起こる急性の肝臓病です。

慢性化することはほぼありません。

ウイルスに汚染された魚介類などを食べたり、生水を飲んだりすることで感染します。

感染してから1ヶ月ほどの潜伏期間を経て発症します。

症状は、38〜39℃くらいの発熱が数日間続き、頭痛や悪寒を伴います。

また、食欲不振、倦怠感、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの自覚症状も現れます。

A型肝炎ウィルスに汚染された食品、飲料水により集団発生することがあります。

A型肝炎ウイルスは、以前は日本で広くはびこっていました。

50歳以上の日本人は、ほとんど全員に感染した経験があり、血液の中にウイルスに対する抗体を持っています。

治療は安静と食事療法が基本となり、1〜2ヶ月で治癒します。



3. B型肝炎

B型肝炎」は、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することによって起こる肝臓病です。

B型肝炎ウイルスは感染力が強く、ウイルスの保有者の血液や体液を介して感染します。

感染した時期によって、一過性で終わるもの(急性)と生涯にわたり持続するもの(持続性感染者:キャリア)に大別されます。

感染の原因は、輸血や注射針の使い回し、性行為、入れ墨、ピアスの穴開け、あるいは感染している母親から生まれる時の新生児への母子感染などです。

成人になって感染した場合は、一部の人が急性肝炎を発症しますが、基本的には慢性化することなく完治します。

症状としては、全身倦怠感、食欲不振、悪心(おしん)、嘔吐、褐色尿、黄疸などがあらわれますが、数週間後から徐々に回復していきます。

一方、母子感染などで感染した場合は、肝臓にB型肝炎ウイルスがすみつき、感染が持続することによってB型肝炎が慢性化します。

やがて病気が進行して、肝硬変、肝がんへ進展する場合があるとされています。

現在、日本のB型肝炎の患者・感染者は110万人~140万人いると推定されています。

なお、母子感染は近年ではワクチン接種によりあまりみられなくなってきいます。


<肝硬変については、『肝機能検査 その1 〜 脂肪肝から〜の肝硬変❗️』でも紹介しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


4. C型肝炎

C型肝炎」は、C型肝炎ウイルスHCV)の感染によって起こる肝臓の病気です。

C型肝炎ウイルスに感染すると、一部の人は急性肝炎を発症しますが、多くの人はとくに自覚症状が現れません。

いずれも自然に沈静化し、これらのうち約3割の人は自然に完治します。

残りの7割の人の肝臓にはC型肝炎ウイルスがすみつき、症状が出ないまま慢性化して持続性感染者となります。

「C型慢性肝炎」は、ウイルスの感染により肝臓に炎症が起き、肝臓の細胞が壊れていく病気です。

そのまま放置していると肝硬変や肝がんへと進む人も少なくありません。

日本のC型肝炎の患者・感染者は190万人~230万人いると推定されています。

日本では毎年約3万人の方が「肝がん」でなくなっていますが、肝がん患者の約70%はC型肝炎が原因です。

現在、C型慢性肝炎に対する治療法は進歩しています。

以前はインターフェロンを注射する治療が主流でした。

しかし、最近では薬で治すインターフェロンフリー治療により、C型肝炎ウイルスの排除が可能となりました。

それでも排除できないケースでは、薬と注射で肝機能を正常に保ち、肝炎の進行を防止する肝庇護療法(かんひごりょうほう)を行う場合があります。

早期に発見し、適切な治療を行えば肝がんの発症を防ぐことができるようになってきました。



5. 肝炎ウイルス検査

健康診断では、「肝炎ウイルス検査」を受けることができます。

肝炎ウイルスに感染すると、血液中にウイルスに関連した「抗原」や「抗体」が現れます。

肝炎ウイルス検査では、採血をして、B型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの抗原・抗体を調べます。

下の写真は、MG3が2018年8月に人間ドック健診で受けた肝炎ウイルス検査の結果です。

B型・C型肝炎ウイルスともに、「陰性」(ー)でした。

人間ドック健診の項目に肝炎ウイルス検査が含まれていない場合は、オプションで希望してして、生涯で一度は検査を受けてみましょう❗️



いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 肝疾患コーディネーター養成講座 その2 〜 事前学習 ” です。

引き続き、お楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『のん気なトラと、事前学習をしてまで講座に臨もうと必死に頑張っている“メタボじいさん”』でした。

シングルプレーヤーへのイバラ道 その6 〜 リベンジなるか理事長杯❗️

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

8月末に、MG3がメンバーとなっているゴルフクラブからうれしい知らせが届きました。

MG3のHDCP(ハンディ)が14から13になりました。

おそらく「会場記念杯」の好成績が評価されたのかもしれません。



<開場記念杯での詳しい成績は「シングルプレーヤーへのイバラ道 その4」をご覧ください>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


そこで意気揚々と迎えたのが、た9月1日の「理事長杯予選」です。

「理事長杯」は、「クラブチャンピオン杯」・「キャプテン杯」と並んだ3大競技のひとつです。

理事長杯の予選は、HDCPを引いたNETで上位21名が通過できます。

HDCPは13以上の人は一律13となります。

当日は一日中雨の最悪のコンディションでした。

ティーグランドがバックとなり、通常より距離が伸びるので難易度も増しました。

さて、MG3の成績はどうであったのか❗️❓

ご覧のとおり、OUT46、IN49の95、HDCP13を引いて82の10オーバーパーでした。



予想はしていましたが、52人参加中下から数えたほうが早い33位でした。

当然またもや予選敗退です。

直近10回のラウンドの成績は、下の写真のとおりです。

その中でも今回が最悪でした。

どうも本番に弱いというか、入れ込むとダメなのか❓



これでまたシングルプレイヤーへの道は、“1歩進んで2歩後退”しました。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

次回は、“メタボじいさん〜シングルプレイヤーへのイバラ道 その7 〜 はたして9月月例杯で立ち直れるのか❓”です。

どうぞお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『理事長杯の結果を、“恐る恐る”トラに報告するメタボじいさん』でした。

聴力検査 〜 高音域から始まる聴力低下❗️

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

「耳」はとても精巧な器官です。

高度な機能を備え、非常に複雑な動きをしています。



「音」は次のような経路を経て知覚されます。

耳介で集まりった音は、外耳道を通って鼓膜を振動させます。

❷鼓膜の振動は、中耳にある耳小骨(三つの小さな骨=ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)の振動で増幅されてます。

❸音は内耳にある蝸牛(かぎゅう)へと伝えられます。

<蝸牛は形がカタツムリそっくりであるため、そういう名前がつきました>

❹音は蝸牛の中にある有毛細胞で感じます。

❺音は蝸牛で振動を電気信号に変換され聴神経を通って脳へと伝えられます。

❻電気信号は延髄橋(きょう)の堺から中脳、視床を経て大脳皮質の聴覚野へ送られます。

❼音はこの聴覚野で認識されます。

生活の中では音が氾濫していて耳に入ってきますが、全てを認識している訳ではありません。

脳は音として必要なものだけを認識し、不要なものは素通りさせているのです❗️



健康診断には「聴力検査」があります。

聴力検査は周囲に雑音のある環境では正確な検査が出来ませ ん。

そのため防音の部屋で行われます。

下の写真が「聴力検査室」です。

部屋の中にまた部屋を作るような感じで、扉の壁も相当厚くしてあります。



[聴力検査室]



[オージオメータ]


そして、ヘッドホーンをあて,上の写真にある「オージオメータ」という検査機器を使って、低音(1000Hz)と高音(4000Hz)を聞き取れるかどうかを調べます。

1000Hzは「人の話し声程度」、4000Hzは「電話のベル程度」の高さの音です。

MG3が2018年8月の人間ドック健診で受けた「聴力検査」の結果が下の写真です。

1000Hzでは30dB(デシベル)以下、4000Hzでは40dB以下であれば異常なしです。

MG3の場合、右耳の低音1000Hzが35dBと要注意の「軽度所見」となっています。



一般的に、年をとると、人の会話域をはずれた高音域から聞こえにくなると言われています❗️

個人差はありますが、加齢に伴う聴力の低下は、左右の耳の聴力が同じレベルで緩やかに低下していきます。

そのため、本人はあまり自覚がありません。

聴力の低下を認めることは「年寄り」というイメージを持たれるという先入観があるため、自覚することを無意識に避けてしまうこともあります。

また、当初は聴力の低下に気がつかないことが多く、気がついたときにはかなり進行し、しかも治りにくいという特徴があります。

聴力検査はなるべく早く聴力の低下をみつけて、早期に病気を発見するために必要です❗️


いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 肝疾患コーディネーター養成講座 その1 〜 事前学習 ” です。

固い内容になりそうですが、どうぞお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『聴力低下の疑いがあるトラなので、背後からこっそり近寄ることができる“メタボじいさん”』でした。

ロコモ検診 〜 ロコモを予防して“健康寿命”を伸ばそう❗️

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

日本人の「平均寿命」は年々伸びて、2016年の調査では、男性80.98年女性87,14年で、男女ともに世界第2位の長寿国となっています。

一方で、日常的に医療や介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる期間、いわゆる健康寿命は、男性72.14年女性74,79年です。

平均寿命と健康寿命の差は、男性8.84年、女性12,35年となります。

この平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に何らかの制限のある「不健康」な期間を意味します。



MG3は健康寿命を全うするまで、すでに10年を切っています。

今はのん気にゴルフを楽しんでいますが、寝たきり、介護と言った問題も、そう遠くない将来に現実のものとなるでしょう‼️

2000年に「介護保険制度」が施行されて以来、「要介護認定者」の数は増え続けています。

当初は220万人程度でしたが、2017年には3倍近い633万人となっています。

75歳以上のほぼ3人に1人は、要介護認定者だと言われています。

要介護となる原因の約2割は「運動器」の障害です。

人の体は骨、関節、筋肉、神経などの運動器によって支えられています。

また、運動器が連動して働くことによって体を動かしています。

この運動器の働きが衰えたり障害があったりすると、歩く、立つ、体のバランスを保つなどの機能が低下し、日常生活の自立度が低くなります。

その結果、寝たきりや要介護の原因となってしまうのです。

この危険性が高い状態をロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」(運動器症候群)と言います。

ロコモの原因としては、

❶加齢や運動不足による筋肉低下

❷エネルギーの過剰摂取による肥満

❸無理なダイエットや高齢者の低栄養状態によるやせ過ぎ

❹運動器の疾患などがあげられます。

「運動器の疾患」としては、例えば「変形性関節症(ひざや股関節ほか)」や「骨粗しょう症」などがあります。

変形性膝関節症というのは、関節の軟骨がすり減ることで、下の写真のように、大腿骨と脛骨の間の隙間がなくなります。

そのため、骨と骨が直接こすれ合うことになり、痛みを伴う変形をきたしてしまう病気です。

末期になるとO脚またはX脚が著明となり、膝関節の伸展や屈曲する角度が制限され歩行困難となります。



骨粗しょう症については、“骨粗しょう症検査〜骨まで愛して❗️”でも説明しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


ロコモを予防するためには、MG3のような肥満者は、体脂肪1kgを減らすために、約7,000kcalのエネルギー消費が必要です。

そのためには、日頃からウォーキングやスクワットなどの運動を行うこと。

また、運動に必要な全身を支え歩行機能の基本となる下半身の筋肉を鍛えることが重要です。

加えて、一度は「ロコモ検診」を受けて、自分の「ロコモ度」を知ることも大切でしょう。

ロコモ検診の内容としては、次のような項目があります。

❶運動機能確認テスト
・立ち上がりテスト
・2ステップテスト
・ロコモ25(問診)

❷体脂肪測定

❸握力測定

❹診察



[立ち上がりテストと2ステップテストの内容]



[ロコモ25の内容]


検診にかかる所要時間は20分程度です。

検査料金は、人間ドック等の健診と同時に受けた場合は1,400円程度、ロコモ検診単独では5,000円程度かかります。

ロコモ検診を受ける前に、まずは下の表にある「ロコチェック」をやって自己診断してみてはどうでしょうか❓



ちなみに、MG3は2項目もチェックがつきました。

ロコモティブシンドロームの予防は、介護なしに自立した生活ができる健康寿命」を伸ばすことにもつながります❗️


いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 聴力検査 〜 高音域から始まる聴力低下❗️” です。

どうぞお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『健康寿命を過ぎたトラに「ロコモ検診」をすすめる“メタボじいさん”』でした。