メタボじいさん 〜 “親知らず“が『歯周病』に!
こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。
先日、歯の健診に行ってきました。
右下の奥に親知らずがあり、前回の健診では歯周ポケットが3mであったものが6mになっていました。
下に掲載している「歯周病セルフチェック」をやってみると、6項目中5項目に該当しました。
医師によると、これ以上進行すると歯を抜いた方が良いとのことでした。
歯周病は放っておくと体の他の病気を引き起こすと言われました。
しかし、「たとえ“親知らず“であっても抜いてしまうには忍びない」(本当は抜くのが怖い!)などと言い訳をして、“経過観測“にしてもらいました。
日本成人病予防協会のメールマガジン3月号の健康コラムに、「歯ぐきの健康を保ちましょう」という題で歯周病についての掲載がありました。
とても参考になるので再掲しました。(写真等は別途引用)
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歯周病とは
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歯周病とは、歯を支える周りの組織(歯周組織)に炎症が起こる病気の総称で、主に細菌によって引き起こされる感染症です。
歯周病の特徴は、痛みがなく静かに進行していくことで、腫れるなどして気がついた時には歯周組織が破壊され、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
<歯周病の原因>
歯みがきが十分でなかったりして口の中が清潔でなくなると、歯と歯ぐきの境目などに細菌の塊であるプラーク(歯垢)がこびりつきます。
これらの細菌がむし歯や歯周病を引き起こします。
かみ合わせの状態や歯ぎしりの有無など口の中の環境や、喫煙、ストレス、不規則な生活習慣なども危険因子となります。
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全身への影響
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歯周病菌や歯周病菌による毒素は血管内に侵入し、全身に回り悪影響を及ぼします。
近年の研究で、歯周病およびその原因である歯周病菌が、全身の疾患と関係があることがわかってきました。
<歯周病と関係のある病気>
・糖尿病
・呼吸器疾患
・早産や低体重児出産
・心疾患
・脳血管疾患
・認知症 など
歯周病予防や早期の治療が、全身の生活習慣病を予防することにつながります。
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歯周病予防のポイント
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・1日3回食後のブラッシングにより歯の表面に歯垢のない清潔な状態を保つ
・歯ブラシは歯と歯ぐきの間に約45度の角度で当てて小刻みに振動させて磨く
・奥歯や歯間部には歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)を使用する
・歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的に行う
・喫煙やストレスを避け、生活習慣を改善する
・栄養バランスの取れた食事を心掛ける
<歯周病セルフチェック>
① 朝起きたとき、口の中がネバネバする
② 歯をみがくと血が出る
③ 口臭が気になる
④ 歯肉(歯ぐき)の下がりが気になる
⑤ 歯間に食べカスがよくつまる
⑥ 歯肉が赤く腫れている
上記の症状がある場合は、早めに歯科を受診し治療を受けましょう。
歯周病は日本人の40歳以上の約8割がかかっているともいわれています。
歯周病は歯を失う一番の原因となっていますが、近年は糖尿病や動脈硬化、脳梗塞などの生活習慣病や認知症とも関連していることが指摘されています。
歯周病は口だけでなく、全身の健康の面からも予防が大切です。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
本日のブログアイコンのタイトルは、『牙は八重歯なのかトラに聞いてみる"メタボじいさん”』でした。