メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

骨粗しょう症検査 〜 骨まで愛して❗️ 【 再掲 】

こんにちは、メタボじいさんこと"MG3"です。

先日、健康管理士協会の定例会が7月に開催されるとの連絡をもらいました。

今回の研究テーマは、圧迫骨折についてです。

圧迫骨折と聞けば、3年前に亡くなったMG3の母親のことを思い出します。

腰椎を圧迫骨折し、長い間、整形外科の病院に入院していました。

圧迫骨折の原因には骨粗しょう症があります。

そこで、『骨粗しょう症』について勉強しようと思いましたが、よく考えるとちょうど1年前に下記のような記事を書いていたので、横着をして、今回はそれを再掲しました。


ーーーーーーーー【 再 掲 】ーーーーーーーーー



骨粗しょう症検査 〜 骨まで愛して❗️」


カラオケで、米津玄師の「Lemon」を唄える“じいさん”はいても、昭和の名曲、城卓矢の「骨まで愛して」を唄える若者はいないでしょう。

注:「骨まで愛して」はバーブ佐竹の曲と思い込んでいる“じいさん方”もいるかもしれませんが、実は城卓矢なのです。一度調べて納得してみてください。



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MG3は、最近どうもこの曲が気にかかります。

というのも、骨粗しょう症は50歳代から増えはじめ、70歳以上では約半数がこの病気になるといわれているからです。




骨粗しょう症』とは、骨の量(骨量)が減り、骨がもろくなり、骨折を起こしやすくなった状態のことで、いわゆる「骨の老化現象」のことです。

その発症は、特に高齢の女性によく見受けられます。

骨は小さな骨が複雑に入れ組んだ「海綿骨」を、硬い「皮質骨」が取り巻く構造になっています。

また、骨は強さとしなやかさを保つために、絶えず破壊と再生を繰り返して、古い骨から新しい骨へと生まれ変わる「骨代謝」を繰り返しています。

健康な骨であれば、海綿骨の縦横の小さい骨(骨梁)が密に連結し、ぎっしり詰まっています。

しかし、骨粗しょう症になると、骨梁が徐々に消失して小さい骨と骨の連結が断たれ、構造が粗くなっていきます。

さらに進行すると、大根に“す”が入ったようなスカスカの状態になるため骨全体が非常にもろく、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。



[骨密度測定用X線装置]


骨粗しょう症の検査には、「DXA法」が用いられます。

DXA法とは、Dual Energy X-Ray Absorptiometryの略であり、エネルギーの違う2種類のX線を使用して、腰椎(場合によっては大腿骨)を撮影することで、その骨の密度を正確に測定していく方法です。

検査精度が高く、放射線被爆量も極めて少ない検査です。

ベットに寝ておくだけの検査で、所要時間は約5分〜10分、費用は人間ドックのオプション検査として3,600円程度です。


上記の写真は、MG3が2017年の7月に受診した「骨密度測定検査」の結果レポートです。

毎朝の牛乳を欠かさないこともあり、MG3の骨密度は標準以上でした。

骨粗しょう症の第一の原因は、カルシウム不足です。

牛乳以外にカルシウムを多く含む食品として、いわし、チーズ、ヨーグルト、木綿豆腐などがありますが、以外に小松菜の煮物にも多く含まれています。

一日に必要なカルシウム量(800mg〜1,000mg)を満たすような食生活を心がけるとともに、カルシウムの吸収を促進するビタミンDを含む食品をより多く摂取するようにしましょう。

ビタミンDを多く含む食品として、かわはぎ、サケ、まいわし、さんま、あじ、うなぎ、ぶり、干し椎茸、きくらげなどがあります。

また、吸収したカルシウムを骨として体に定着させるためには、適度な運動が必要です。

骨量をできるだけ減らさないようにするためには、少なくとも一日おきぐらいに30分間ほどの足腰を十分使う運動を心がけましょう。

食生活と運動不足を改善して、“骨まで愛して”、骨粗しょう症の予防に努めましょう‼️






いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回をお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『骨粗しょう症の疑いのあるトラに小松菜の煮物がよいと意味のないアドバイスをする“メタボじいさん”』でした。