メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

肝機能検査 その1 〜 脂肪肝から〜の肝硬変❗️

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

肝臓は右胸の肋骨の下側にあり、成人の肝臓の重さは1〜1.5kgです。

人体の中で最も重たい臓器であり、非常に多くの血液を含むため、体の中で最も高温な臓器です。

肝臓の主な働きとしては、❶栄養素の貯蓄と加工、❷有害物質の解毒、❸胆汁の産生、❹赤血球の分解などがあり、どれもからだにとって大切な機能です。

本来、正常な肝臓は2〜4%の脂肪を含んでいます。

しかし、その脂肪が異常に蓄積して、30%を超えてしまうと「脂肪肝になってしまいます。



MG3も、CT計測法による内臓脂肪量を測定した結果、「非常に危険な状態」と診断されており、「脂肪肝」の疑いがあります。


<内臓脂肪検査については、下記のブログでも紹介しています>
mg3kensinmemo.hatenablog.com


脂肪肝の原因は生活習慣によるところが多く、飲酒や過食による肥満、運動不足、糖尿病などが原因となります。

自覚症状はあまりなく、苦痛もないことの方が多いのですが、なんとなくかはだがだるい、疲れやすい、吐気がする、右脇腹が張るなどの症状が現れる場合もあります。

そう言われると、MG3も、最近、からだがだるく、疲れやすい症状があります。

<ただ単に年のせいなのかも❓>

脂肪肝が進行すると、食欲不振、全身の倦怠感、上腹部の痛みなどが現れるようになります。

そして、そのまま脂肪肝を放っておくと「肝硬変」になり、さらに悪化すると「肝臓がん」に進むことがあります。





「肝硬変」は、肝臓が固く変化し、その働きが失われていく病気です。

主な原因は、アルコールや肝炎ウイルスなどがあります。

慢性的に肝臓の一部が破壊されると「線維」が作られ補修されます。

しかし、この線維状の物質が増えると、肝臓のあちこちに線維成分による区画ができて、肝臓は弾力を失い、いびつな形になって硬くなり、十分な酸素と栄養素を受け取ることができなくなります。




肝硬変が進行すると「肝硬変のイメージ」にあるようなさまざまな症状が現れます。

腹部に水がたまって異常に膨れる・・・【腹水】

へそのまわりの静脈が膨らんで放射状に広がる・・・【静脈怒張(どちょう)】

皮下出血がみられる・・・【出血斑】

手のひらが赤くなる・・・【手掌紅斑】

男性の場合、乳房が女性化する・・・【女性化乳房

上胸部などに血管がくもの手足のように浮き出る・・・【くも状血管腫

両手を伸ばすと鳥が羽ばたくように震える・・・【羽ばたき振戦】

指先が大きく膨らみ、つめが丸く大きく指先をつつむような形になる・・・【ばち指】



[引用]
http://nail-form.com/category1/entry2.html


肝臓の機能を検査するには、血液を採取して酵素やタンパク質の量を調べます。

特に重要な検査項目は、GOT、GPT、γ−GTPなどです。

MG3が2018年8月に受診した「肝臓・膵臓機能検査」の血液検査の結果が下の写真のとおりです。



GOT、GPTの検査で、肝炎、肝硬変、脂肪肝の可能性がわかります。

また、γ−GTPの検査では、アルコール性肝炎、胆道閉塞の可能性がわかります。

MG3の場合、GPTがGOTより高く、基準値を超えています。

こうしたケースでは、脂肪肝や胆石が疑われます。

MG3は脂肪肝については“当確”ですが、超音波(エコー)検査で胆嚢に数個の石(胆石)があることも確認されています。

γ−GTPの成分は肝臓などに含まれる酵素で、アルコールの摂取に 敏感に反応します。

アルコール性肝障害のある場合上昇するとされています。

MG3の場合、3年連続して基準値より高い状態にあります。

しばらくの間、本格的に「禁酒」することが必要な時期に来ているのでしょう‼️


いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 肝機能検査 その2 〜 酒は百薬の長、飲める人と飲めない人❗️”です。

どうぞお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『トラに手をあて平和への祈りをささげるメタボじいさん』でした。