Lox-index(ロックス・インデックス)検査 〜 脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクは❓
こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。
平成28年の統計では、日本人の死因の第1位は悪性新生物(がん)、次いで第2位は心疾患、第3位が肺炎、そして第4位が脳血管疾患となっています。
がんで亡くなった人の数は372,801人ですが、心疾患197,807人と脳血管疾患109,233人を合わせると307,040人で、がんに匹敵する数になります。
日本人の死因の上位に上げられる病気で、脳血管疾患や心疾患の代表的な病気に、脳梗塞や心筋梗塞などがあります。
それらの病気は「動脈硬化」が原因で発症します。
人間以外の生物は動脈硬化を起こしません。
動脈硬化は人間特有の病気と言われています。
<動脈硬化については、下記のブログでも紹介しています>
今回紹介するのは、『Lox-index(ロックス・インデックス)検査』という新しい検査です。
[LOX-index は、酸化変性LDL(LAB)とLOX–1を掛け算した値]
検査では、血液中の酸化した超悪玉コレステロール[酸化変性LDL=LAB]と、それを血管の壁に取り込んで動脈硬化を進ませる[LOX−1]というたんぱく質を測定します。
LOX-indexの値が高いと将来の脳梗塞発症率は約3倍、心筋梗塞発症率は約2倍となることがわかっています。
検査によって得た解析データを過去の臨床データと照らし合わせて、動脈硬化の進行から将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症危険度(リスク)を予想します。
検査費用は人間ドックのオプション検査として約13,000円で、血液を余分に1本取るだけです。
新しい検査なので、MG3もまだ受けたことがありません。
MG3は、「頚動脈超音波検査(エコー検査)」や「血圧脈波検査(CAVI・ABI検査)」の結果、動脈硬化に関してはあまり良くない所見がありました。
また、家族歴として亡くなった父親が脳卒中をわずらっていたこともあり、次回の人間ドックでは是非『Lox-index(ロックス・インデックス)検査 』を受けようと思います❗️
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
☆次回は、“ シングルプレーヤーへのイバラ道その4 〜 真夏のゴルフをどう乗りきるか❓” です。
どうぞお楽しみに❗️