胃内視鏡(胃カメラ)検査〜食道に“憩室”を発見❗️
こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。
いきなり“グロテスクな画像”ですいません。
下の写真は、MG3が2016年7月に受けた『胃内視鏡(胃カメラ)検査』での画像です。
胃と十二指腸には何も異常はありませんでした。
しかし、画像にあるように食道の下部に『憩室(けいしつ)』ができていました。
『食道憩室』とは、食道の壁がふくろ状に外に向かって飛び出したものです。
憩室には、「牽引性憩室」といって、食道の周囲の臓器に起きた炎症が食道にも及んで、食道壁が炎症や癒着によって引っ張られて飛びだ出してできたもの。
また、「内圧性憩室」といって、食道の内腔の圧が何らかの原因で高くなって食道壁が外に押し出されてできたものがあります。
内圧性憩室は徐々に大きくなり、憩室の中に食べ物がとどまって炎症を起こし、出血したりすることがあります。
これらの症状があれば手術をして切除する必要があります。
MG3の場合、幸いにもまだそこまでの症状はありません。
そこで“じいさん”が調子にのってダジャレを一言、
「食道に憩室ができました。これでりっぱな“食堂”になったわけか❓」
「これからも経過観測で良い」との軽度な所見だったので、こんな冗談が言えるのでしょうね。
通常、胃がん検診では、バリウムによるX線検査(バリウム検査)と内視鏡検査(胃カメラ検査)が一般的に行われています。
バリウム検査の所要時間は20分程度、検査費用は約10,000円、また、胃カメラ検査の所要時間は30分程度、検査費用は約13,000円です。
どちらかと言うと、バリウム検査を受ける人の方が多いと思います。
しかし、バリウム検査はもはや日本でしか行われていないのです。
バリウム検査で食道がんや胃がんの位置を正確に特定するのはほぼ不可能です。
さらに、X線撮影による被曝のほうが心配なことから、アメリカではほとんどCT検査で胃がんの診断をしています。
CTのほうが低線量であり、身体への負担は明らかに少ないためです。
そもそもバリウム検査は、より多くの人が受診できるように、国策として日本で開発されたものなのです。
胃の外壁を見たりするにはバリウム検査が必要でしょうが、MG3は、もっぱら胃カメラ党です。
すでに何十回も胃カメラ検査を受けています。
カメラを飲み込む時、どうしてもムセてしまいますが、ノドを通過すればもう平気です。
今では、撮影中にカメラを飲み込んだまま画像を見て、ドクターと一緒に平気で“おしゃべり”もします。
胃カメラの性能も格段に進歩して、今では先端部の外径が5.4mmの細さのカメラがあります。
外径の細いカメラなので、挿入性に優れており、口からでも鼻からでも挿入ができます。
また、MG3のセンターにある大腸カメラには拡大倍率80倍のズーム機能が搭載されています。
最近ではAIに数万件のがんの症状事例を学習させ、患部ががんであるかの判断をAIがすることも、研究、開発されているそうです。
そうなると、これまで人間の目で行なっていた読影判断より、はるかに優れた判断ができるでしょう。
まさに、医療機器の進化にはめざましいものがあります ‼️
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
☆次回は、久しぶりに“ シングルプレーヤーへのイバラ道 〜 「バネ指」は克服できたのか❓ ”です。
どうぞお楽しみに❗️