メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

骨粗しょう症検査〜骨まで愛して❗️

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

カラオケで、米津玄師の「Lemon」を唄える“じいさん”はいても、昭和の名曲、城卓矢の「骨まで愛して」を唄える若者はいないでしょう。

注:「骨まで愛して」はバーブ佐竹の曲と思い込んでいる“じいさん方”もいるかもしれませんが、実は城卓矢なのです。一度調べて納得してみてください。

 

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MG3は、最近どうもこの曲が気にかかります。

というのも、骨粗しょう症は、50歳代から増えはじめ、70歳以上では約半数がこの病気になるといわれているからです。

 

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骨粗しょう症』とは、骨の量(骨量)が減り、骨がもろくなり、骨折を起こしやすくなった状態のことで、いわゆる「骨の老化現象」のことです。

その発症は、特に高齢の女性によく見受けられます。

骨は小さな骨が複雑に入れ組んだ「海綿骨」を、硬い「皮質骨」が取り巻く構造になっています。

また、骨は強さとしなやかさを保つために、絶えず破壊と再生を繰り返して、古い骨から新しい骨へと生まれ変わる「骨代謝」を繰り返しています。

健康な骨であれば、海綿骨の縦横の小さい骨(骨梁)が密に連結し、ぎっしり詰まっています。

しかし、骨粗しょう症になると、骨梁が徐々に消失して小さい骨と骨の連結が断たれ、構造が粗くなっていきます。

さらに進行すると、大根に“す”が入ったようなスカスカの状態になるため骨全体が非常にもろく、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。

 

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[骨密度測定用X線装置]

 

骨粗しょう症の検査には、「DXA法」が用いられます。

DXA法とは、Dual Energy X-Ray Absorptiometryの略であり、エネルギーの違う2種類のX線を使用して、腰椎(場合によっては大腿骨)を撮影することで、その骨の密度を正確に測定していく方法です。

検査精度が高く、放射線被爆量も極めて少ない検査です。

ベットに寝ておくだけの検査で、所要時間は約5分〜10分、費用は人間ドックのオプション検査として3,600円程度です。

 

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上記の写真は、MG3が2017年の7月に受診した「骨密度測定検査」の結果レポートです。

毎朝の牛乳を欠かさないこともあり、MG3の骨密度は標準以上でした。

骨粗しょう症の第一の原因は、カルシウム不足です。

牛乳以外にカルシウムを多く含む食品として、いわし、チーズ、ヨーグルト、木綿豆腐などがありますが、以外に小松菜の煮物にも多く含まれています。

一日に必要なカルシウム量(800mg〜1,000mg)を満たすような食生活を心がけるとともに、カルシウムの吸収を促進するビタミンDを含む食品をより多く摂取するようにしましょう。

ビタミンDを多く含む食品として、かわはぎ、サケ、まいわし、さんま、あじ、うなぎ、ぶり、干し椎茸、きくらげなどがあります。

また、吸収したカルシウムを骨として体に定着させるためには、適度な運動が必要です。

骨量をできるだけ減らさないようにするためには、少なくとも一日おきぐらいに30分間ほどの足腰を十分使う運動を心がけましょう。

 

食生活と運動不足を改善して、“骨まで愛して”、骨粗しょう症の予防に努めましょう‼️

 

 

 

いつも最後まで読んでいただいてありがとうございます。

☆次回は、“ 胃内視鏡胃カメラ)検査〜食道に「憩室(けいしつ)」発見❗️ ”です。

お楽しみに❗️

 

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本日のブログアイコンのタイトルは、『メタボじいさん、トラを「ミー」と名づける❗️』でした。