メタボじいさんの健診日記〜健康診断ひと口メモ

メタボじいさんのメタボ解消までの記録と健康診断ひと口メモ

代謝機能検査 〜 関節に時限爆弾❗️ 尿酸と痛風発作

こんにちは、メタボじいさんこと“MG3”です。

血液の中の尿酸の濃度(血清尿酸値)が、年齢や性別を問わず7.0mg/dl以上を超える状態を高尿酸血症といいます。



この写真は、MG3が2018年8月に受けた人間ドック健診の代謝機能検査の結果です。

尿酸は通常腎臓で尿と一緒に体外へ排せつされるために、血液中の尿酸の量は一定以上にはならないのが普通です。

しかし、MG3の場合、尿酸値が基準値(2.1mg/dl〜7.0mg/dl)を超えて7.3mg/dlとなっています。

前回の8.0mg/dlに比べれば多少は改善していますが、3年連続して基準値を上回っています。

明らかに「高尿酸血症」と言えるでしょう。

尿酸値が高い状態が続くと、尿酸は体液に溶けにくい性質のため、体内の“尿酸プール”にたまっていきます。

特に尿酸がたまりやすい体内の部位としては、腎臓の尿細管と関節の内部を包んでいる滑膜があります。

腎臓の尿細管に尿酸がたまると「腎不全」を引き起こす原因となります。

また、関節の滑膜に尿酸がたまり刺激が加わると、急性の炎症が起こり耐え難い痛みをともなった痛風発作」が起こります。



引用:https://www.bunkyo-naika.com/



痛風発作の痛みは、特に治療しなくてもだんだんと軽くなり、2週間ほどで痛みがとれます。

ところが、高尿酸血症のまま放置していると痛風発作を繰り返すようになります。

やがて、病気が進行すると、上記の表にあるように、関節に尿酸がたまり結晶となった「痛風結節」というコブができます。

MG3の場合、まだ痛風発作は起こっていませんが、いつ起こるのか❓

まさに、『関節に時限爆弾』を抱えている状態です‼️





次回の健康診断で尿酸値が低下しない場合は、真剣に対応を考えようと思います。

高尿酸血症痛風の治療は、薬物療法と食事療法があります。

痛風発作が起きた場合は、直ちに炎症を抑える薬と、再発防止のため白血球の働きを弱める薬の投与が必要です。

しかし、現在のMG3はまだその段階にないことから、痛風発作の原因である高尿酸血症の改善のため、尿酸降下薬を服用するかどうか一度医師と相談してみようと思います。

痛風は肥満者に多くみられるため、食事療法の基本方針としては、高タンパク、高エネルギーにかたよらない食事を工夫することが必要です。

また、体の中で尿酸に変化するプリン体を多く含む食品である、あんこうの肝、鶏・豚・牛のレバー、まいわし、かつおなどの摂取を適量にすること、野菜、海藻、水分は十分に摂取すること、アルコールは控えることなどに心掛けていこうと思います。





いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

☆次回は、“ 眼科検査 〜 白内障緑内障”です。

どうぞお楽しみに❗️



本日のブログアイコンのタイトルは、『お互いマンネリ化したので、これが最後の登場と腹をくくったトラと“メタボじいさん”』でした。